
初夏の花で香りがするものといえば梔子。
時折香りの塊が風に乗って空中に漂っており、それに遭遇した瞬間思わず本体の樹を探してしまう強烈さがある。
八重の梔子は今住んでいる近所にもたくさん植えられているので遭遇する機会が多いのだが、ニセアカシアは残念ながら見かけない。
この時期になると梔子のような甘い香りの芯に水気を足して清涼感を増した香りをさせていたのが多分ニセアカシアだったと思うのだが、残念ながら確証が得られない。八重梔子ではなく姫梔子の香りを覚えている可能性もある。
八重梔子の重たい甘さに全振りした香りをかぎながら、似ているけど水気のある香りを探すのが初夏の恒例になっている。