2017年のフォトブックの言葉を今の写真でスライドにしてみたい、と当時編集して下さった方に連絡を取り許可を頂いた時は、実はすぐに着手するのではなく、半月後くらいから着手して一ヶ月くらいかけてゆっくりまとめればよい、自分が好きですることだから、とのんびり構えていた。
ちょうどその時は忙しい時期で終電で帰って寝るのは日を跨いでから、という日々だったので写真データを見直して、文字打ちをしてというまとまった時間は物理的になかったのだ。忙しさの区切りがつく予定が半月後だったのでそれを見越して許可をいただいたと言っても良い。
誤算だったのは流れくらい見直そうとフォトブックを出し、文字と写真を頭の中で照らし合わせ始めると面白くなってしまったこと。もう寝ろよ、という心の声を無視して通勤電車の中でも作業ができるように帰宅してから深夜に足りない写真を探して追加でPcの画像データをサーバにアップロードするありさまだった。
そうして自分の予想よりも遥かに早くスライドの流れがまとまってしまった。通勤電車の中で“ああ、これでいい”という感覚になった。
しばらく寝かせて、時間ができたら仕上げをしよう、何かおかしなところが見つかるかもしれない。と思っていたが一度纏まると現金なもので誰かに見せたくなってくる。
そこで前回編集してくださった方にリンクを送った。
BGM とクレジット以外についてOKが出た時、あれ。と思った。言葉と写真の組み合わせ、あるいは流れについてNGが出ると思っていたからだ。
そこからいくつかの“通常ならあり得ないこと”が起こり、BGMがスムーズに決まり数日経たずに動画が纏った。
全てが終わってアップロードしたあと
このタイミングでまとまるために、スライドの編集が捗ったのではないだろうかとふと思ったのだった。
そのくらい、美しい偶然とタイミングが噛み合っていった作業だった。